ミニPCはeGPUで何倍速くなる?RX 9060 XTをUSB4接続して780Mと比較

ミニPCはeGPUで何倍速くなる?RX 9060 XTをUSB4接続して780Mと比較

PRこの記事にはアフィリエイト広告(Amazon)のリンクが含まれています。

結論:ミニPC「GEEKOM A8」(CPUはRyzen 7 8745HS)に、グラボのRadeon RX 9060 XT 16GBをUSB4で外付け(eGPU)すると、5本のベンチのうち4本で、ミニPCの内蔵GPU「Radeon 780M」の約4〜9倍の数字が出ました。残る1本のレインボーシックス シージ(R6S)は1.4倍(参考値)でした。

ゲーム系では、
FF14のベンチのスコアが4.9倍(平均fps=1秒あたりに描いた枚数は約5倍)、
黒神話:悟空の平均fpsが4.1倍です。
同じグラボの公開されてるベンチ値と比べると、
Steel Nomadで約96%、Time Spyのグラフィックスで約85%でした(PCやCPUが違う環境の値なので、USB4だけの影響ではありません)。

ベンチ・設定内蔵 780MeGPU RX 9060 XT倍率
3DMark Steel Nomad(3840×2160)4133,6788.9倍
3DMark Time Spy グラフィックス(2560×1440)2,84114,2375.0倍
FF14 黄金のレガシー(1920×1080・最高品質)3,05614,974スコア4.9倍
黒神話:悟空(1920×1080・高)平均15.1fps平均61.8fps4.1倍
R6S(1920×1080・ウルトラ+相当)平均70.6fps平均99.0fps1.4倍(参考値)
780Mの数字は、このミニPC(内蔵GPU用のメモリを512MBに設定)での実測値で、780M全般の性能を代表するものではありません。
黒神話の小数付きfpsは、ベンチの履歴の記録から計算した値です。
R6Sは2回の計測の間にゲームの更新があり、結果の記録の一部も一致しないため参考値とします(詳しくは後述)

この記事は、2026年9月29日と10月1日に自宅で回したベンチの記録です。
eGPU(外付けGPU:ノートPCやミニPCに外からグラボをつなぐ仕組み)を組んだときの話は下の記事にまとめてます。その記事ではAoostar AG02というドックを使ってますが、今回の計測はTH3P4G3という別のドックで行ってます。

確認した環境

ミニPCGEEKOM A8(Ryzen 7 8745HS/メモリ32GB:DDR5-5600 16GB×2、実動作5600)
内蔵GPURadeon 780M(CPUと同じチップに入っているGPU)。
BIOSで、メインメモリのうち内蔵GPU用にあらかじめ確保する量(UMA)を512MBに設定
eGPUSapphire製 Radeon RX 9060 XT 16GB
ドックTH3P4G3(グラボを挿してPCにつなぐためのドック)。ミニPCとはUSB4ポートでつないでます
ケーブルTH3P4G3に付属していたUSB4ケーブル(USB4の認証マーク付き)
ドライバAMD Software: Adrenalin Edition 26.8.1
OSWindows 11 Pro(ビルド26200)
モニタAcer XV253Q(1920×1080・240Hz)、JAPANNEXT JN-IB375C144UQR-H(3840×1600)。ゲーム系とTime SpyはAcer、Steel NomadはJAPANNEXTに表示
室温780Mの回 24℃・湿度74%/eGPUの回 25℃・湿度79%(SwitchBot Hub 2の表示)

今回使った機材です(Amazonのリンクです)。

eGPUがどんなつながり方で動いてるかは、GPU-Z(グラボの情報を表示する無料ソフト)で確認しました。

GPU-ZでRX 9060 XTを表示した画面。Bus Interfaceの欄(PCIe x16 5.0 @ x4 3.0)を赤枠で囲っている
赤枠のBus Interfaceの欄が「PCIe x16 5.0 @ x4 3.0」

「PCIe x16 5.0 @ x4 3.0」は、グラボ自体は「PCIe 5.0・16本」に対応してるが、実際は「PCIe 3.0・4本」としてつながってるという表示です。
PCIe(ピーシーアイ・エクスプレス)はグラボとPCをつなぐ通り道の規格で、数字が新しいほど1本あたりが速く、本数が多いほど太くなります。USB4のeGPUでは、このPCIeの通信をUSB4のケーブルの中に通して(トンネリングして)ます。

規格上の帯域は、PCIe 3.0の4本が片方向で約3.9GB/s、PCIe 5.0の16本が約63GB/sなので、比べると約16分の1。ただしこれは規格の理論値で、USB4の経路全体で実際に出てる速さを測ったものではありません。

測り方

  • 各ベンチを正常に完走するまで4回回し、1回目は捨てて、2〜4回目の中央値(真ん中の値)に当たる回を結果として採用しました。
    1回目は、シェーダー(描画用の小さなプログラム)の準備やPCが冷えてることで、数字がぶれやすいため捨てます。エラーで止まった回や、設定と違う条件で回ってしまった回は4回分に数えてません
  • 中央値を決める主な指標は、3DMarkはスコア(Time Spyはグラフィックスのスコア)、FF14はスコア、黒神話とR6Sは平均fpsです。
    CPUスコア・最低fps・ロード時間などは、その採用した回の値です
  • 数字は、各ベンチが自動で保存する結果ファイル(3DMarkの結果ファイル、FF14のレポート、黒神話の履歴、R6Sの結果)から読みました
  • 780Mの回はeGPUの電源を切り、eGPUの回はモニタを2台ともeGPUにつなぎました
  • ブラウザやクラウド同期など、ほかのアプリは全て閉じています。
    ウイルス対策は止めてません

AMDの設定が「HYPR-RX」になってたので、両方「デフォルト」にそろえた

計測前にAMD Software: Adrenalin Edition(AMDのドライバの設定アプリ)の設定を確認したところ、グラフィック設定が「HYPR-RX」になってました。HYPR-RXは、fpsを上げたり遅延を減らしたりする機能をまとめてオンにする設定です。

AMD Adrenalinのグラフィック設定。HYPR-RXが選ばれ、Radeon Super Resolution、Fluid Motion Frames、Anti-Lag、Boostが有効になっている
計測前のAdrenalin。HYPR-RXが選ばれ、4つの機能が「有効」

有効になってた機能のうち、ベンチの条件に関わるのは次の3つです。

  • AMD Fluid Motion Frames(AFMF):ドライバが中間のフレームを作って挟む機能(フレーム生成)。作られたフレームを含むfpsと、ゲーム自身が描いたfpsは区別して見る必要があります
  • Radeon Boost:画面が大きく動いてる間、描画の解像度などを下げて軽くする機能
  • Radeon Super Resolution(RSR):低い解像度で描いて拡大する機能

今回のベンチでこれらが実際に働いたかまでは確かめてませんが、描画の条件をそろえるため、780MもRX 9060 XTも「デフォルト」にしてから測りました。
さらにRX 9060 XT側だけ、「AMD FSR アップスケーリング」(対応ゲームのFSR=AMDの超解像技術を、RX 9000シリーズ向けの機械学習版に置き換える機能)が有効になってたので、これもオフにしてます。780Mにはこの機能が無いためです。

ほかの人のベンチ結果と自分の数字を比べるときは、まずAdrenalinのこの画面を見てみてください。

780MとRX 9060 XT eGPUのベンチ結果

3DMark Steel Nomad:8.9倍

Steel Nomadは、3840×2160で重い描画をこなすテストです(DirectX 12)。無料の3DMark Demoでも回せます。

  • 780M:413(4.13fps)
  • eGPU:3,678(36.78fps)
3DMark Steel Nomadの結果画面。Radeon 780Mでスコア413、4.13fps
780MのSteel Nomad。スコア413
3DMark Steel Nomadの結果画面。RX 9060 XTでスコア3678、36.78fps
eGPUのSteel Nomad。スコア3,678

780Mは、1回目424、2〜4回目は408〜413でした。温度などの記録が残ってる回では、終盤にGPUのクロックが約2,600MHzから約2,400MHzに下がってます。eGPUは、今回の4回ではほぼ一定(3,678〜3,682)でした。

3DMark Time Spy:グラフィックス5.0倍、CPUスコアは下がった

Time Spyは2560×1440で描画するテストです(DirectX 12)。
グラフィックスのスコアとCPUのスコアが別々に出ます。

項目780MeGPU
グラフィックス2,84114,237
CPU10,1628,682
総合3,18512,990
グラフィックスのスコアが中央値の回の値
3DMark Time Spyの結果画面。Radeon 780Mでグラフィックスコア2841、CPUスコア10162
780MのTime Spy。グラフィックス2,841/CPU 10,162
3DMark Time Spyの結果画面。RX 9060 XTでグラフィックスコア14237、CPUスコア8682
eGPUのTime Spy。グラフィックス14,237/CPU 8,682

意外だったのはCPUのスコアが約15%下がったことです。CPUは同じなのに、eGPUの回は3回とも8,525〜8,682でした(780Mの回は9,856〜10,182)。eGPUを動かすための処理がCPU側の負担になってる可能性がありますが、原因は切り分けてません。

FF14ベンチ:1080p最高品質でスコア4.9倍、「とても快適」に

公式ベンチ(Ver.1.1・DirectX 11)を、1920×1080・プリセット「最高品質」・フルスクリーンで回しました。プリセットのまま、超解像はFSR・3Dグラフィックス解像度スケール100で、ダイナミックレゾリューション(fpsが下がると描画解像度を自動で下げる機能)は無効です。

項目780MeGPU
スコア3,05614,974
評価設定変更を推奨とても快適
平均fps21.9109.0
最低fps1256
ロード時間の合計17.1秒11.2秒
スコアが中央値の回の値(FF14のレポートより)
FF14黄金のレガシーベンチの結果。Radeon 780Mで1920×1080最高品質、スコア3056、設定変更を推奨
780M:3,056「設定変更を推奨」
FF14黄金のレガシーベンチの結果。RX 9060 XTで1920×1080最高品質、スコア14974、とても快適
eGPU:14,974「とても快適」

評価は「設定変更を推奨」から「とても快適」に上がり、ロードも約6秒短くなりました。

黒神話:悟空ベンチ:平均fps 4.1倍、60fpsを超えた

Steamで無料のベンチマークツールを、次の設定で回しました。1920×1080・仮想フルスクリーン・画質レベル「高」・スーパー解像度FSR・サンプリング解像度100(拡大なし)・フレーム生成OFF・フルレイトレーシングOFF・フレームレート制限OFF・垂直同期OFFです。

項目780MeGPU
平均fps(画面表示)1561
平均fps(記録から計算)15.161.8
最低fps1143
GPU使用率99%90%
「記録から計算」は、ベンチが保存する履歴ファイルに記録されたfpsの値を、全件単純に平均したもの。両GPUとも同じ計算方法ですが、記録の件数や間隔はGPUによって違います。画面表示の値とは別の集計です

黒神話:悟空ベンチマークツールの結果。Radeon 780Mで平均15fps、ビデオメモリ不足の警告
780M:平均15fps。右下に「ビデオメモリが不足している」という警告
黒神話:悟空ベンチマークツールの結果。RX 9060 XTで平均61fps、最低43fps
eGPU:平均61fps

780Mの結果画面には「ビデオメモリが不足しているため、結果と実際のゲーム体験に差異が生じる可能性」という警告が出ました。BIOSのUMA設定は512MBですが、このベンチの画面ではGPUメモリ(VRAM:GPUが描画に使うメモリ)が「0GB」と表示されてました。内蔵GPUはメインメモリを共有して使う仕組みですが、UMAの設定とこの警告や性能との関係は確かめてません。

eGPUのGPU使用率は90%で、780Mの98〜99%より低い値でした。この違いの原因は確かめてません。

R6S(レインボーシックス シージ):1.4倍(参考値)

あまり見慣れないベンチかもしれません(笑)私が普段やってるゲームなのでやりました。

ゲーム内のベンチマークを、1920×1080・フルスクリーン・垂直同期オフで回しました。画質は総合品質「ウルトラ+」を選び、アップスケーリング技術をオフ(レンダリングのスケーリング100)にした設定です。eGPUの回は、画面上の総合品質の表示が「カスタム」になってましたが、設定ファイルの画質の値は780Mの回と同じでした。

レインボーシックス シージのグラフィック設定画面。テクスチャー最高、シャドウ最高などウルトラ+相当の設定とRX 9060 XTの表示
R6Sの設定画面(eGPUの回)
回780MeGPU
1(捨て)70.3107.8
270.0100.9
370.699.0
471.197.4
平均fps。採用値は2〜4回目の中央値(780M 70.6/eGPU 99.0)
レインボーシックス シージのベンチマーク結果画面。Radeon 780Mで平均FPS 70、GPU時間13.7ミリ秒、CPU時間14.3ミリ秒
780M(採用した3回目)の結果画面
レインボーシックス シージのベンチマーク結果画面。RX 9060 XTで平均FPS 98、GPU時間6.7ミリ秒、CPU時間10.9ミリ秒
eGPU(採用した3回目)の結果画面

ゲームが出す結果画面の平均・最低・最高FPSは、結果の記録ファイルとは集計の仕方が違うようで、上の表の値とは少しずれます(たとえばeGPUの平均は、結果画面が98、記録ファイルが99.0)。記事の数字は記録ファイルの値を使ってます。

結果画面には、1フレームの処理にかかった平均時間も出てます。eGPUの回はCPU側が10.9ミリ秒、GPU側が6.7ミリ秒で、CPU側の方が長くかかってました(780Mの回はCPU側14.3ミリ秒、GPU側13.7ミリ秒でほぼ同じ)。これだけで1.4倍止まりの原因とは言い切れませんが、eGPUの回はGPUに余裕があった可能性があります。

今回の設定では、eGPUの平均は99.0fpsで、780Mとの差は1.4倍でした。また、eGPUは回すたびに少しずつ下がりました(107.8→97.4)。780Mはずっと70fps前後で一定です。どちらも原因は切り分けてません。

この1.4倍は、次の理由で参考値として見てください。

  • 780M(9月29日)とeGPU(10月1日)の計測の間に、R6Sのアップデートが入ってます(バージョン117524702→118144515)
  • 結果ファイルに記録されたアンチエイリアスの欄が、780Mの回は「T-AA」、eGPUの回は空欄で、一致してません(設定ファイルの値は同じ)
  • ベンチ中には両方とも一瞬止まるような落ち込みがあり(最低fpsはどちらも4〜5fps)、実際の対戦中の滑らかさを評価したものではありません

USB4 eGPUの性能は? 公開ベンチ値との参考比較

同じRX 9060 XT 16GBについて、公開されてる値と並べました。
CPU・カード・ドライバ・計測時期が、私のものと結構違うので、差がそのままUSB4による目減りというわけではありません。あくまでも参考です。

ベンチこのeGPU公開値(環境)比率
Steel Nomad3,6783,820(UL掲載のユーザー投稿の中央値。
2026年10月1日参照)
約96%
Time Spy グラフィックス14,23716,765(エルミタージュ秋葉原:Ryzen 9 9950X・工場OCモデル)約85%
FF14 1080p最高品質14,97420,792(エルミタージュ秋葉原:Ryzen 9 9950X・工場OCモデル)約72%
FF14 1080p最高品質14,97418,420(ITmedia:Core Ultra 7 265K・超解像「60fpsを下回る場合に有効」)約81%

  • ULの値は、さまざまな人が投稿した結果の中央値です。デスクトップに直接挿した結果だけを集めたものかは分かりません
  • レビューのCPUはデスクトップの上位品で、こちらはノート向けのRyzen 7 8745HSです。FF14の差には、CPU性能の違いなども影響してる可能性があります。今回の比較では、どの要因がどれだけ効いてるかは切り分けられません
  • エルミタージュ秋葉原のカード(ASRock Steel Legend 16GB OC)は工場出荷時にクロックを上げたモデルで、カードの仕様も違います。その差は補正してません
  • R6Sと黒神話は、ゲームのバージョンや設定が一致する公開値が見つからなかったので並べてません

参考:Resolveの書き出しは、eGPUを切った方が速かった

ゲームとは逆の結果になった作業もあります。
9月12日に同じPCで、DaVinci Resolve Studio 21.1で2分の動画(iPhoneで撮った1080p・60fpsのH.264素材、カットの多いタイムライン)を同じ設定で書き出したところ、eGPUは234.0秒、内蔵の780Mは57.6秒で、この条件では780Mの方が約4倍速かったです。原因は検証してません。

なので私は、ゲームはeGPU、Resolveで動画編集するときはeGPUの電源を切るという使い分けにしてます。

ハマったところ

同じようにベンチを回す人が引っかかりそうなところを残しておきます。

ミニPCのHDMIを挿したままだと、画面が780M側に残った

うちはモニタ2台それぞれに、ミニPC用のHDMIとeGPU用のケーブルを1本ずつ挿して、モニタの入力切替で使い分けてます。eGPUの回を始めるとき、モニタの入力をモニタ側でeGPU側に切り替えても、Windows上では同じ画面がミニPCのHDMIとeGPUの両方に複製されたままでした。ミニPCのHDMIを抜いたら、今度はもう1台のモニタの見えないはずの入力が「余分な画面」として有効になりました。

結局、計測中はミニPCからモニタへのHDMIを2本とも抜いて、映像の出口をeGPUだけにしました。780M側に画面が残ってると、eGPUで描いた映像をミニPC側へ送る処理が加わる可能性があるためです。

3DMarkが途中で落ちた(Steamオーバーレイ)

Time Spyの途中で、本体がスコア0で終わったことがありました。Windowsのエラー記録を見ると、落ちた場所はSteamのオーバーレイ(ゲーム中にShift+Tabで出る画面)の部品「gameoverlayrenderer64.dll」でした。
Steamのライブラリで3DMark Demoのプロパティを開き、「ゲーム中にSteamオーバーレイを有効にする」をオフにしたら、それ以降は落ちてません。

また今回、実行ボタンを押してから画面が切り替わるまでの間に操作が別のウィンドウに移り、「Exclusive full screen mode is not available」というエラーで止まったことがありました。
実行ボタンを押したら触らずに待つのが無難。

FF14ベンチが、設定と違う解像度で回っていた

「1920×1080・最高品質」に設定したのに、結果画面の左下に「3840×2160 高品質(デスクトップPC)」と出たことがありました。調べると、ベンチのフォルダの1つ上の階層に、前の年に別に展開したときの古い設定ファイル(ffxivbenchmarklauncher.ini)が残っていて、ベンチ本体はそちらを読み書きしてるようでした(結果もそちらに書き込まれてました)。その状態だと、終わったあとに「レポート出力」も押せません。

今回の環境では、2か所の設定ファイルが同じ中身になるようにそろえたあと、正しい設定で完走することを確認しました。なぜ1つ上の階層を読むのかは分かってません。設定と違う条件で回った回は、記事の数字には使ってません。
結果画面の左下に出る解像度とプリセットが設定どおりかは、毎回確認した方がいいです。平均fpsと最低fpsは、終わったあとに「レポート出力」を押すと、ベンチのフォルダにテキストで保存されます。

まとめ

  • GEEKOM A8(Ryzen 7 8745HS)+RX 9060 XT 16GBのeGPU(USB4)は、今回のベンチ5本のうち4本でCPU内蔵GPUの780Mの約4〜9倍。R6Sは1.4倍(参考値)
  • FF14(1080p・最高品質)は平均21.9fps→109.0fpsで、評価は「設定変更を推奨」→「とても快適」
  • 黒神話(1080p・高)は平均15.1fps→61.8fps(最低43fps)
  • 公開値と比べると、Steel Nomadは約96%、Time Spyのグラフィックスは約85%。ただし環境が違う値との比較で、USB4だけの影響は切り分けてません
  • eGPUにすると、Time SpyのCPUスコアは約15%下がった(原因は未確認)

このミニPCで重めゲームの画質を上げて遊ぶなら、USB4のeGPUでも内蔵GPUとは別物の数字が出ました。一方、今回のR6Sのように内蔵GPUでもそこそこfpsが出るゲームでは伸び幅が小さかったので、目的のゲームでどれくらい伸びるかは、そのゲームの数字で確かめるのがいいと思います。
この記事が少しでもミニPC購入しようとしてる皆さんの役に立てば幸いです。

関連記事

Liquid_snake この記事を書いた人

東京工業大学(現・Institute of Science Tokyo)大学院 機械系 修士課程修了、修士(工学)。バイク・株・PC・ガジェット・旅行について、自分で試したこと・調べたことだけを書いています。愛車は刀とDR650SE。2013年から16カ国を訪問。株は調べ尽くしたうえで、最後は直感で買います。

類似投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です